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2007.04.23 MH小説『炎の山の狩人たち』vol.12
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ふぃ~~
機能、昨日、改クエを作ってみました。
結果
6個中成功したのは多分1つww
しかもルーツの設定を弄っただけのやつ。
やっぱ難しいね^^;

これから頑張って改クエ作るぞって方。Elfmanからの忠告です。
闘技場でのナナ・テオ、アカムはやめましょう。
ナナテオはミスると尻尾振り、パンチしかしなくなります。
アカムにいたってはなぜか威嚇だけになるというw

まぁ、頑張ってくださいw
Elfmanも地味にやっていきますので。

んで、今日は小説も更新します。
本編は続きから




Chapter2-4『寄生』


何だ・・・腕の力が抜けるようだ・・・ジンはそんな奇妙な痛みを腕に感じた。
 
「いってぇ・・・なんだこれ・・・うわっ・・・!!ひぃいいぃぃ!!なんか引っ付いてる!!!」
 
ソゥもジンと同じような状態にあるようだ。ゴーストは・・・?
 
ソゥ思いジンが辺りを見回した瞬間、パッと小さな明かりが点いた。
 
ゴーストが『雷光灯』を右手に持っていた。
 
雷光灯とは雷光虫にほんの少し刺激を与えることで小さい光を起こす道具だ。
 
ゴーストはそのままジンたちのほうにより、ジンの腕をその明かりで照らした。
 
「うわっ・・・・!!!」ソゥは思わず悲鳴を上げた。それと同時にその明かりがソゥの足のほうへと移動した。
 
「っ・・・・!!」ジンも驚きを隠せなかった。
 
なんと、50センチメートルほどの小さなフルフルが防具のつなぎの隙間に噛み付いていたのだ。
 
「な・・・んだ・・・これ・・・・ジンさん何すかコレ!!!」ソゥは半泣きで足を激しく振ったが、それは取れる様子も無かった。

 
それは、フルフルベビーと俗称される、フルフルの幼体だった。
 
フルフルの類は幼体の頃、別の生物に寄生し、吸血することで成長するという血の気が引きそうなものが多い。
 
フルフルベビーは、珍味としても有名で、その採取依頼はボルカ村にもたまに寄せられる。
 
まさか、あの赤フルフルの子供なのだろうか。
 
あの赤フルフルに危機が迫ったために、このフルフルベビーが自分たちを襲ってきたのだろうか・・・
 

ジンは自分の体力がだんだんと少なくなっていることに気がついた。目の前がかすんできたようだった。
 
しかし、ゴーストが雷光灯を近づけた途端、フルフルベビーは噛み付きをやめ、地面にぼとりと落ちた。
 
それをゴーストはギルドレイピアのような双剣で一突きに刺し殺した。
 
ソゥも同じようにしてゴーストに助けられた。

 
ジンとソゥが回復薬を飲んでいると突然ゴーストが地面に雷光灯を置いた。
 
と思うと、すぐにそれを勢いよく踏み潰してしまった。衝撃で雷光虫が異常なまでの眩い光を発する。
 
一瞬の光だった。しかし、ジンの目にははっきりと見えた。
 
「キュ――――・・・・キュ――――――――・・・・」再び薄暗くなるとともに、奇妙な声がそこら中から聞こえてきた。
 
まだ、3人の周りには他にも沢山のフルフルベビーがいるのだ。
 
「なんすか今の・・・ムチャクチャ一杯いるじゃないすか・・・・・・」ソゥの顔は真っ青だった。
 
トラウマにならなければいいが・・・ソゥを見ながらジンは思った。そして、太刀を静かに構えた。
 

突然、また小さな影が3人のほうへ飛んできた。今度は5匹。そのうち1匹がソゥへ飛びかかってきた。
 
「ひいぃいぃいいい!!!」ソゥの悲鳴が響く。ソゥは目をつぶって両手を握り締めた。
 
しかし、ソゥはなぜか痛みをうけなかった。
 
ジンがフルフルベビーの体を一刀両断していた。ソゥの目の前に白い肉片が転がった。
 
残りの4匹は、一度にゴーストに飛びかかっていた。
 
「危ない!!ゴース・・・」ジンが言いかけたとき、ゴーストは番(つが)いの剣を天を仰ぐように十字に打ち合わせた。
 
そして、その場に立ったまま、乱舞をしだした。水しぶきとともに、白い塊が切り裂かれ飛び散った。

 
その乱舞が終わったとき、洞窟はまたも静寂を迎えた。
 
「大丈夫か・・・?」ジンはソゥのほうを振り向いて言った。
 
「あ・・・わ、わわ・・・・・」震えるソゥにジンは少し不安になった。
 
「かっ・・・かっこいいいぃぃいいぃぃぃい!!!」ジンはびっくりした。
 
まさか、そんな言葉が出るとは思わなかった。
 
「ジンさんもかっこよかったけど、ゴーストさんかっこよすぎ!!!すっげぇ~~~!!」
 
ソゥの目は輝いていた。ジンはソゥがショックで立ち直れなくならないか心配だっただけに、拍子抜けだった。
 

ソゥが立ち上がろうとしたとき、ヒュッっという軽やかな音が聞こえた。
 
ゴーストが双剣の片方を、ソゥの頭上すれすれで投げていた。
 
「なななな何するんすかゴーストさん!!」ソゥはまたも冷や汗を額にためた。
 
「いや・・・また助けられたみたいだぞ・・・」ジンはゴーストの剣が刺さっているところを指差した。
 
そこには、フルフルベビーが体の真ん中を貫かれて壁に突き刺さっていた。


 
ジンは砥石をポーチから取り出し、すばやく太刀の刀身を研いだ。
 
ジンが研ぎ終え、立ち上がったと同時に、
 
ゴーストはフルフルの位置を確かめもせず、洞窟の北側の出口へ歩き出した。

 
ゴーストを先頭に、洞窟を抜けると、またもやそこは洞窟だった。
 
といっても、先ほどのような薄暗さは無い。南側の壁にはいくつもの穴が開いており、
 
雨が降っている雲空のほの暗い明かりが、その穴から差し込んでくる。
 
その穴が有ると無いとでは、たとえ天気が今日のように悪くてもかなり明るさに差が出るはずだ。

 
洞窟内の光景を見て、ジンはぞっとした。ソゥもなぜか声も上げなかった。
 
湿った薄い霧のようなものがかかるその地面に、薄っすらといくつもの白骨化した人骨や武具が見えた。
 
その光景に絶句していたジンだが、天井にまた赤いフルフルが張り付いているのに気がついた。
 
その赤フルフルは先刻見たものとはまた違う、もっと恐ろしい生命体に見えた。

 
あの赤フルフルがハンターたちの命を奪ったのか・・・
 
それともフルフルベビーたちの寄生により死んでいったのか・・・

 
ジンは、脳裏に浮かぶ“恐怖”に、下をうつむいた。ジンの足は、小刻みに震えていた。
 
しかし、顔を上げたジンの表情は、なぜか少し微笑んでいるようだった。



Chapter2-5『左腕』へ続く
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