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2008.03.16 自作小説『Gunpowder Xmas』 03
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下の続き
自作小説『Gunpowder Xmas』 03。
展開遅い。




03 戦線の猛火



一気に駆け出したが、ここが一体、東京のどのあたりかは解らなかった。

独り暮らしを始めて半年以上絶っていたが、東京の郊外の地理だ。そこまで深くは知らない。

「はぁッ・・・はぁッ・・・」

焦りで息が上がってくる。

大通りまで出るが、そこは昨日から転じて異常なまでに静かだった。

「あいつらは・・・あいつらも今は攻めてこないのか?」

携帯を見る。目に映ったのは圏外と、今が10時5分前だということ。

「なんだよ・・・ほんとに大丈夫か」

あれだけ人を殺し、街を破壊したあいつらは、何故、今は平静を保っているのか。


ピリリリリリ・・・ピリリリリリ・・・


「うわっ!!」

振動と共に電子音が鳴り響いた。

自分の携帯―――確かに圏外だったはずだ。

ポケットから取り出すと、そこには見たことも無い、『着信』の文字。

「どうなってる?誰だ?」

まさか、と僅かな期待。家族か友人がかけてくれたのかも知れない。

気づけば、思わず電話を取ってしまっていた。

「・・・・・・・・・」

「ぉぃ・・・・・・ソーィ・・・・・聞い・・・・のか?」

タクミの声がかすかに聴こえてきた。しかし、何度見ても確かに圏外の文字は表示されていた。

「もっ、もしもし!タクミ?なんで圏外なのに」

「シグナルインテリジェンスの連中が開発したモノが左ポケットに入ってる!!それがお前の位置把

握と俺らだけの通信を担ってる!」

ポケットをまさぐると、確かに長方形の板状の機械が入っていた。

「あ・・・」

「それより!!早く俺たちの拠点に戻れ!あと・・・あと2分で今お前がいる辺りは攻撃・・・」

「ま・・・んな・・・・・・嘘だろ!?」

「早く!」


――――プツッ。


切れた。

時計はもう、10時になっていた。

「あ・・・あ・・・」

2機、見たこともない戦闘機が頭上すれすれを走った。

「あぁ・・・ッ!」

豪風で体は紙のように飛んだ。

時刻ちょうどに目の前の坂から現れたのは、4つの足を生やした『戦車』の群れだった。


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