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2007.10.21 MH小説『炎の山の狩人たち』vol.49
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また小説ッスか。自分でもどんだけ暇なんだ、と思いますよ。

まーいいよ。


ムヒヒイイイ


なんか最近ちゃんとした小説が書けません。元々か。

焼肉食いたいッス!!

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ミヒヒミヒマル

なんか今日は書き方変えてみたよ。最初の。それだけ。

MH小説『炎の山の狩人たち』リスト

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まだ貼る(蹴刺殴叩撃打斬潰煮焼茹爆燻炙殺





しんしんと冷たい雨が降る、冬の戦闘街カリカレチャ。

8年前のあの日までここは賑やかさに溢れ、『北の華』と呼ばれるほど栄えに栄えていた。

それが今や、冷たさの消えない戦闘街と言う街に豹変した。

所謂『古龍の通り道』などと呼ばれる場所に選ばれた街が、その姿を保つことは皆無に等しいことなのだ。

8年前に浮岳龍の撃退に失敗し、この街は凄惨の後に改造された。

かつての繁華街の上に建造された、白灰の岩を積んだ城壁。

かつての大通りの上に作られた、古龍を迎え撃つ巨大な“最後の”城門。

全ては他の地域を古龍によって滅ぼされてしまわないように。

多くの人の生ける命を犠牲にして、次の街に希望の灯火を託し、この街は古龍を迎え撃つ『戦闘街』へと豹変した。




Chapter8-3『災厄の再臨』





「なんなんだよ・・・・・」

4人が見た光景。

そこには、災厄はまだ終わっていない、否、災厄は再び起こっていた。

ジンの予感は、現実にあった。

自分の言葉が具現化したことに、その言葉を発してしまったことを悔いるようにジンは震えた。

レイもソゥも、目をそむけてはいけないその光景を直視することが出来ない。


そこには巨大と言う形容では足りうることの無い浮岳龍との、長き戦いの終焉を示すそれの骸。

その周りに群がるように、そして力尽きてその身をひれ伏したのは、無数の『蟻』の姿。



しかし、何かが違う。どこか異質な風景。

ジンには分かった。

これが、8年前の『霜月の災厄』の終末であり、新たな『災厄の再臨』であることを。



鋼鉄と稀少鉱石を織り交ぜた城壁と最強の硬度と謳われる撃龍槍を有する城壁の上から、ジンたちは全てを一望することが出来た。

葉をとっくに落とした白い樹が、そこかしこに生えている。植えられていたのかもしれない。

全てが燃えている。

黒く焦げた、石畳と白灰色の乾いた土。

雨でその焔が消えることは無い。

その上で焼かれているのが、浮岳龍とその周りのハンターたち。

そのすべてが、すでに死んでいる。

目に映るものは全て小さかった。

それdめお、何が起こっているかは誰でも分かる。



「まだ・・・・・終わってなかった。終わってなかったんだ。」

ジンはそれを決して望んではいない。ハンターである前に、人間として。

母の生命を奪い、父のハンターとしての生命を奪った古龍が、目の前で死んでいる。




城壁に隠れた曲がり角の向こうから、雄々しい叫びが聴こえてきた。

その雄叫びだけで、皆が理解した。

今までのクエストを大きく超越した戦いが待っている事。

自分が場違いなところに足を踏み入れてしまったという、焦燥と不安、怖じる心。


細く絶え間なく落ちる雨に打たれる4人。

最初に足を動かしたのはゴーストだった。

ジンたちの決意を待つことも無く、独り城壁の下へと降りようとする。

待て、とジンが呟こうとしたとき、ゴーストは身を翻してジンたちのほうを見た。


「早く来い。」


ゴーストが本当に言ったかどうか分からない。

レイとソゥもはっとして顔を上げる。

「ゴースト・・・・」

ジンは思い出した。静かに、ゆっくりと目を閉じて。

今思えば、ゴーストはいつも勇気に満ちていた。いつも自分たちの前に立っていた。

怖気づいて体が動かないとき、いつもゴーストは自分たちを救ってくれた。

何も言わず、感情を露わにすることなく、それでもゴーストの言いたい事は分かっていたような気がする。

それはゴーストには“勇気”があり、その姿が“ハンター”であったからだ。

自分はゴーストにいつの間にか憧れてたのかもしれないな・・・


ジンは目を開くと同時に、その足を1歩、また1歩と踏み出していた。

レイとソゥは顔を見合わせ、そして同時に頷くと、ジンの後を駆け足で追う。

「ゴースト、すまなかった。ありがとう。」

ゴーストはその言葉を聞くと、また歩き出した。

その背中は大きい。左腕を隠したケープが揺れる。



虎か獅子か、それとも龍か。

喉を低く鳴らすと、その姿が壁の向こうからゆっくりと現れた。

獰猛さと勇猛さ、凶悪さと凶暴さ、全てを兼ね備えたような容姿。

纏った火の粉は紅くも黒くもあり、その体を包む甲殻と混ざり合っては新たに生まれ続けている。

「こ・・・・いつが・・炎王龍・・・・・・・・・」


ジンが目の当たりにした古龍の名を言おうとしたとき、その歯をむき出しにした口から焔が噴出した。

飛竜の突進に火炎を付加した様な衝撃に、ジンは一撃で壁際まで飛ばされる。

「ひっ・・・・」

ソゥとレイは古龍から目を離すことすら出来ない。

刹那たりとも目を離さなかったジンが反応する間も無く吹き飛ばされたのだ。

2人とも、目を離せば次は自分が同じ目にあうということを自ずと感じていた。



しかし古龍、すなわち炎王龍に躊躇は一寸たりとも見られなかった。

大きく息を吸い込むように身を反らして、元に戻ると同時にひとつの焔の息吹き。

次の標的はゴーストに絞られ、死神の面に焔がぶつかる。

しかし、その姿は気配と共に炎王龍の視界より消え去った。



ゴーストが肩にかけていたケープが、炎王龍の顔面に叩きつけるように被される。

ただでさえ盾にでもなりそうなほど丈夫で分厚く作られている上、雨が染み込んだそのケープを外すことに苦戦する炎王龍。

その鼻先に現れたゴーストはまさに神出鬼没、地獄よりの使者の様にその両手に掴んだ双剣を頭上に掲げる。

ゆっくりとすり合わせると、両手を体の左右に下ろし、対になるように確かに構えた。


暗緑と黒を融かした刃が、微塵の雨を弾いた。

雨は止むところを知らない。



Chapter8-4『煉獄の帝王』

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