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2007.08.19 MH小説『炎の山の狩人たち』vol.38
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みゃっはははははは!Elfmanですたい!
今日は涼しいようで暑くなりそうですね!
香川はここ数日異常なまでに焦土と化していたので、はやく涼しい日々が過ごしたいですw
私Elfmanはどっちかて言うと夏のほうが強いんですが、今年は脳が焦土と化しました。

というわけでその脳で考えたゴミのような焦土と化した小説を読んでください!

おっとその前に!
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Chapter6-3『雨はまだ止まない』



「勇敢で腕が立つハンターさん!

 ぼくら密林アイルー族が住み密林は、今『エボニー・スコール』に襲われてるニャ!

 長老と2匹の子供、秘宝が取り残されてるから、助け出して欲しいニャ!」

そんな必死な申し出を断れるはずがない。


「おい、あんたが長老さんか!?」

しゃがんでも入れないような小さなほら穴の中に、年老いたアイルーが隠れていた。

丸めた腰、憔悴しきった様子で、丸い目を開く。

「お、おぉ、おぉ・・・あんたらが助けに来てくれたのかニ゙ャ・・・」

小さな杖はふらふらと、雨でも倒れてしまいそうなほどおぼつかない。

「ジンさん!こっちに2匹、子供のアイルーいましたよ!」



「それじゃネコ長老さん、気をしっかり持ってくれよ。ちょっとした冒険になるからな。」

ジンの腕の中には、布に体をくるんだ長老、そしてソゥの腕には小さく震える2匹の子ネコ。

「ひ、秘宝は・・・」

「秘宝?あぁ、宝物はまた取りに来る。まずはあんたらの命が先だ。行くぞソゥ!」

「はい!」


道化師が綱渡りをするように、ジンとソゥは器用に橋を渡る。

「お、あ、あわっ・・・っとぉ!危ねぇ~・・・!!」

ソゥは転がるように橋を渡り終えた。

それからはすぐにベースキャンプにたどり着いた。

ベースキャンプは開けた所に設けられており、土砂崩れや洪水の心配も無い。

「それじゃ、いまから秘宝を取ってくるから、心配しないでここで待っていてくれ。」

「ふぇ、ふぇ・・・・・よろしくお願いしますニ゙ャ・・・・」

「君たちも、長老さんとここで待っててよ!」

ソゥがベースキャンプのベッドに2匹の子ネコを乗せる。

「それじゃ!!」

ソゥは手を振って、走ってジンの後についていった。



「しっかし・・この雨いつまで続くんですかねぇ?」

「1ヶ月くらいは続くんじゃないのか?知らないが・・」

「はぁ・・・『エボニー・スコール』かぁ・・・」

いままでで一番大きなため息をつき、ソゥは木の枝をかき分ける。

「それより次はさっきよりずっと大変かもな。

 秘宝がどのくらいあるのか分からないからな。雨も強くなってるみたいだ・・・。」

丸木橋を渡りなりながらジンが言う。


「さすがに多いッすね。」

ソゥは両手にいっぱい、ポーチにも溢れかえるほどの『秘宝』を持っている。

「はは・・・・多いな・・・」ジンの顔も引きつっている。

秘宝なんかじゃない。ただのガラクタだった。


その時。地面が揺れる。そしてそれに連なった轟音。

「・・・・・っ!?なんだ・・・・?」

「土砂崩れか何かッすかね!?とりあえず急ぎましょう!」

住処から出た2人はその光景に愕然とした。

「が・・・ま・・・・マジ!?何すか・・・コレ。」

秘宝を落としそうになり、慌てて持ち直すソゥ。

「跳ぶぞ・・・」「え・・・?」

ソゥが訊きなおそうとした時には、ジンの体は宙に、そして川の向こう岸にあった。

「ソゥ!」

ジンの言葉にソゥはゆっくりと頷く。

ソゥの心には、師匠であるジンに期待してもらっていること、認めてもらうことしか無かった。


大きく助走をつけ、ソゥの体が跳ぶ。

しかし、1つの瓶のような秘宝を落としてしまった。

濁流の中で浮き沈みしながら流されていく秘宝。

「取ってきます!これ、お願いします!!」

そう言って残りの秘宝を地面に置くとと、ジンの返答も聞かずにソゥは川に飛び込んだ。

「・・・・・・・・。」

雨による疲れと不安で、ジンは帰りたくなった。



「はぁッ・・・はぁッ・・・・なんとか・・捕まえたけど・・はぁッ・・・ここどこだよ・・・!」

ソゥは濁流から何とか抜け、洞窟の前に転がっていた。

「あぁ・・洞窟か。雨宿り・・・・」

流れで酔い、疲労と体力の消耗で、ふらふらと無意識に洞窟へと駆け込んだ。


洞窟の中にまでは、さすがに雨は降っていなかった。

しかし地下水か何かが増水しているせいか、一面が膝くらいまで高さの池のようになっている。

そして何かの気配。

ソゥが気づいた頃には、ソゥの頭上からその気配は飛びつこうとしていた。

「うわぁ・・・・」

目をつぶるソゥ。しかし、目を開けたときには気配は別のものになっていた。

「・・・・あ?」

「ったく、こんな雨の中こんなガキに依頼したのはどこのどいつだ・・」


そこには、殻もろとも甲殻を斬り裂かれて絶命したショウグンギザミ。

そして、大剣を片手で軽々と持つ、1人の男が立っていた。

「だ、誰・・・!!?」



Chapter6-4『2人のロード』に続く

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